4/25(月)に書いた通り、東海道新幹線は、全列車種別・全期間・全時間帯・全区間とも16両の固定編成で運転したのでは、混雑とガラ空きの格差がどうしても生じる。昨日、今年に入ってから東京-岐阜の12往復目の移動で東京に帰って来た(今のところ東京が生活の拠点なので、岐阜を生活の拠点とすれば表現は変わって来る)。その際、名古屋14:21発ののぞみに乗ったのだが、上記の典型に気付いた。
名古屋から東京方面ののぞみは、8時代から21時代まで毎時、以下のようになっている(数字は何分発を示し、始発駅の記載なしは新大阪発)。
定期:04(岡山発),24(広島発),47(博多発)
臨時:10,21,36,44(一部博多発),53
日にちや時間帯によって臨時列車が運転したりしなかったりで、輸送力が過大なタイミングに当るとゆったりできてラッキー、過少なタイミングに当ると座れずアンラッキーとなる。1週間前等の早めに指定席を買えば確実に座れるが、行動パターンの自由度が犠牲となるので、私はいつも自由席を使っている。
「3月1日~6月30日の月~土曜<除く、3月21日・5月4,5日>と5月1,15,22,29日・6月5日運転」とか「休日運休・但し、3月20,27日・4月3,29日・5月1,3~5日は運転」などという日本語を解読しながら、5月1~10日の8時代から21時代の臨時列車運転の星取表(Excel[27KB]、pdf[7KB])を作ってみた。あまりに複雑怪奇で100%合っている自信はないので、誤りに気付いた方はご連絡願いたい。
JR東海は、前年までの輸送実績・曜日配列・愛知万博による利用増等を配慮して日々の臨時列車運転パターンを計画したのだろうが、7日(土)の14:21発に乗ったところ自由席は50%程度の乗車効率で、GWに伴う移動の多い期間としては拍子抜けの空き方だった。しかし、14:24発の方が明らかに乗車効率は高く50%以上だったろうから、仮に14:21発の運転がなく14:24発に乗っていたとしたら座れなかった訳だ。ということは、より旅客流動の多い15時代は10,21,36分発の運転がなく、15:24発に名古屋から乗った人は座れなかったろう。同様に18,19,20時代と10,21分発の運転がなく、24分発は愛知万博帰りの多数の疲れた人達を立ちんぼで運んだはずだ。その一方で、たまたま運の良かった14:21発や14:24発に乗った人はゆったりできた。固定編成のまま日付や時間帯による需要変動へ列車本数で対応しようとすると、混雑とガラ空きの格差をなくすのは根本的に不可能だ。
新幹線を論評するために書いている訳ではない。岐阜路面電車は、1人の運転士で編成両数の増減により輸送力を調整できるという鉄道の長所を活かして、ダイヤパターンをできるだけ固定して編成両数の増減により需要変動へ対応する考えだ。そういった点で、DMVは輸送単位が小さいのがむしろメリットとなり、ラッシュ時は長大編成、閑散時は最短1両とできる。片運転台で1両運転だと折返しができないと思われようが、タイヤの活用により転車台なしで方向転換できる。